講師紹介

Max Summer School in Geidai 2020
後藤 英

後藤 英 / Suguru Goto

作曲家、ニューメディア・アーティスト。国際的に評価されており世界活地で活躍。刺激的な作品で新たなテクノロジーと関連させて発表している。フランス、パリにあるポンピドゥー・センターのIRCAMの招待作曲家、研究員、ボルドー芸術大学の准教授を経て、現在は東京芸術大学の准教授。

主な賞歴は、ボストン・シンフォニー・オーケストラ・フェローシップ、タングルウッド音楽祭より、クーセヴィツキー賞、ワシントン州のマルゼナ国際作曲コンペティションにて第1位、ドイツにてベルリナー・コンポジション・アウフトラーゲ1994、パリのユネスコで行われた、IMC国際作曲家会議にて入選、フランス政府よりDICREAM、ドイツ、ベルリンのミュージック・シアター・ナウ・アワード2008にて受賞、フランス、バン・ニューメリック4、アンガン・デ・バン・デジタル・アート国際フェスティバルにて、「OFQJダンス・ニューテクノロジー賞」を受賞、2010年ブラジルのFileフェスティバルにてFILE PRIX LUXのElectronic Sonority Honor Award 賞、2011年イタリアにてAction Sharing 2の大賞を受賞、2013年KAO国際キネティック・アート・コンペティションにて第2位、同年オーストリアのアルスエレクトニカにてデジタル・ミュージック&サウンド・アートの栄誉賞を受賞などが挙げられる。作品は世界各国の音楽祭、レゾナンス/IRCAM、タングルウッド音楽祭、ICC、SONAR、 Haus der Kultures der Welt, ISEA、NIME, ヴェネツィアビエンナーレなどにて演奏されている。

http://gotolab.geidai.ac.jp/
三輪 眞弘

三輪 眞弘 / Masahiro Miwa

1958年東京に生まれる。ベルリン芸術大学、ロベルト・シューマン音楽大学で作曲を学ぶ。2004年芥川作曲賞、2007年プリ・アルスエレクトロニカでグランプリ(ゴールデン・ニカ)、2010年芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。「三輪眞弘音楽藝術 全思考一九九八ー二〇一〇」をはじめ、CD「村松ギヤ(春の祭典)」や楽譜出版など多数。旧「方法主義」同人。「フォルマント兄弟」の兄。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授。

https://www.iamas.ac.jp/~mmiwa/ToDo.html
福島 諭

福島 諭 / Satoshi Fukushima

1977年新潟生まれ。作曲家。IAMAS ( 岐阜県立情報科学芸術大学院大学 ) 修了。
2002年よりリアルタイムなコンピューター処理と演奏者との対話的な関係によって成立する作曲作品を発表。また、Mimiz、gpのメンバー。
2008年より濱地潤一氏との室内楽シリーズの作曲を積極的に開始する。なかでも交換型共同作曲作品《変容の対象》は2009年元旦より開始されこれまでに130曲以上が作曲され現在も進行中である。

これまでの主な作曲作品は自身によって詳細な作曲方法の解説と共に独自の楽譜に残されてきており、時間の中で展開される現象とその記録方法についての考察を続けている。
2016年G.F.G.SレーベルよりCD「福島諭:室内楽2011-2015」をリリース。
日本電子音楽協会理事(2017年度-)。作曲を三輪眞弘氏に師事。

[主な賞歴]
2006年 第一回 AACサウンドパフォーマンス道場 優秀賞
2011年 第六回 JFC作曲賞 入選
2014年 第十八回文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞
2017年 「坂本龍一|設置音楽コンテスト」佳作

有馬 純寿

撮影:西田彩

有馬 純寿 / Sumihisa Arima

1965年生まれ。エレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、現代音楽、即興演奏などジャンルを横断する活動を展開。ソリストや室内アンサンブルのメンバーとして数多くの現代音楽の演奏会で電子音響の演奏や音響技術を手がけ高い評価を得ている。第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門受賞。2012年より国内外の現代音楽シーンで活躍する演奏家たちとアンサンブル「東京現音計画」を開始、第1回公演が第13回佐治敬三賞を受賞。また実験的な音楽家とのセッションや美術家とのコラボレーションも多い。現在、帝塚山学院大学人間科学部准教授。京都市立芸術大学非常勤講師。

Maxを使いだして早30年、最初のヴァージョンは2.1.2。